HTMLの書き方 基礎2(続き)
発言番号 発言日時 発言者
01119 97/12/25 06:02 にゃん

● 文章を表示させたい

文章を表示させるには、何もタグをつける必要はありません。<BODY>〜</BODY> の間に書かれている文章は、ブラウザの窓に文章として表示されます。といっても、まったくそのまま表示されるわけではありません。二つのことを覚えておいてください。

まず、文章に改行が入っていても無視されます。タブや、半角スペースの連打による場所取りも無視されます。

それから、タグとみなされるものは、原則として表示されません。記号 "<" と ">"の間に挟まれている文字は、タグとみなされるので、記号 "<" や ">" を文章の中に書いてはいけません。他にもいくつか、書いてはいけない記号がありますが、機会があれば後述します。

このように、HTML 文書は、エディタ画面上でどんなに綺麗にレイアウトしてあるように見える文章でも、そのままでは、改行もなく段落もなく、画面の幅いっぱいに、べたーっと続いているだけになって表示されます。

● 見出しを見出しらしく表示させたい

このためには、<H1>〜</H1> というタグを使います。このタグが効いている範囲の文章は、独立した1行として表示され、大きな太い文字で表示されます。行の下には、行間があきます。

数字は "1" に限らず、<H1> から <H6> までの6通りから選ぶことができます。<H1> だと、最も大きい文字で見出しが表示され、<H6> だと、最も小さい文字で見出しが表示されます。<H1> から <H6> までのサイズが、具体的にどの大きさの文字になるかは、受けとる側のブラウザの設定によって決まるので、同じホームページでも、見る人によっていくらかレイアウトが違ってしまうのが普通です。

追記:元来、Hタグは論理的な見出しのレベルを定義するためのタグなので、単に文字を大きく・太くしたいだけなら、後述のFONTタグを使ったほうが良いでしょう。

● 段落をつけたい

<P>〜</P> というタグが効いている範囲の文章は、1つの段落として扱われます。段落の前と段落の後で改行がなされ、段落と段落との間には行間があきます。

● 改行したい

段落内で改行したい場所には、タグ <BR> を入れます。このタグは、たんに改行をするだけで、行間はあきません。

上の大きなボタンを押すと、テキストエリアに書かれている内容が、右のフレームに表示されます。いろいろ好きなことを書いて試してみましょう。
たとえば <H2> </H2> を <H1> </H1> に変えたら、どうなるでしょう。

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