この「講座」は、@nifty「翻訳フォーラム・アドバンスメント館(FTRAN2)」の第13会議室「翻訳JOB応援会議室」にて連載されているものを、著作者の許可を得てウェブ上に転載したものです。 この「講座」内容に関連する質疑応答は、@nifty「翻訳フォーラム・アドバンスメント館(FTRAN2)」の第13会議室「翻訳JOB応援会議室」にて受け付けております。 講座内容についてのご質問がある方は、どうぞ、上記会議室においでください。 |
周辺機器としては、モデム、プリンターなどが必需品です。スキャナとOCRなどもあれば便利ですが、最初から揃える必要はないでしょう。
★モデム
通信で納品することの多い最近では、これは必須です。とは言っても、この二足の草鞋講座を読んでいる人は、おそらく、持ってますよね。ハイ(^^;)(ISDNでつないでいる人もいるかもしれませんが)
★プリンター
翻訳の仕事以外にカラー印刷をしたい、ということなら、インクジェットプリンターになるでしょうけど、翻訳の仕事で使うことだけを考えるのなら、レーザープリンターがいいと思います。理由は、以下の通りです。
お薦めは、各社が出している一番安いWindows専用プリンターのひとつ上で、「Windows専用」となっていない機種です。Windows専用プリンターにはフォントが搭載されていないため、印刷時間が実質的に遅くなることが多いからです。印刷サイズは、A4が印刷できれば十分です。個人的には、キャノンのオンデマンド印刷対応機種が、電源投入からファーストプリントまでの時間が短いので気に入っています。(専業でLAN組んで大きな紙に両面印刷、とかやろうとすると、キャノンは増設メモリが高い、LAN関係はオプションなど、高いものについてしまいますが^^;)
★大容量メディア
大容量メディアとしては、MO、ZIP、CD-Rなどがあります。大きな仕事の場合は、こういった大容量メディアで原稿と用語集が送られてくることがあります。最初から揃える必要はないと思いますが、翻訳のお仕事が順調にいけば、そのうち必要になるかも知れません。
日本ではMOが普及していますから、もし、どれかを買うなら、MOかもしれません。CD-Rは、CDに書き込むための機器ですから、普通は不要なはずです。
★スキャナー、OCRソフト
翻訳の作業効率を上げようと思うと、紙原稿よりも電子データの方が圧倒的に有利です。でも、送られてくる原稿は紙が多い……
紙で送られてきた原稿を電子データに変換するための機器が、スキャナーとOCRソフトです。紙原稿をまず、スキャナーで画像として取り込み、その後、OCRソフトでテキスト(電子データ)に変換します。いったん電子データになってしまえば、エディタの機能などを使って効率アップを計ることが可能になります。
この辺りは、「さらなる発展を目指して」で取り扱う予定です。
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