二足の草鞋 2.0

この「講座」は、@nifty「翻訳フォーラム・アドバンスメント館（FTRAN2）」の第13会議室「翻訳ＪＯＢ応援会議室」にて連載されているものを、著作者の許可を得てウェブ上に転載したものです。

この「講座」内容に関連する質疑応答は、@nifty「翻訳フォーラム・アドバンスメント館（FTRAN2）」の第13会議室「翻訳ＪＯＢ応援会議室」にて受け付けております。

講座内容についてのご質問がある方は、どうぞ、上記会議室においでください。

余暇と好きな言葉を使って仕事ができ、新しい知識とお金まで手に入る……二足の草鞋って、とってもすばらしいですよね。

でも、すばらしいということは、回りの人の反感を買う可能性もある、ということでもあります。特に、最近のようにデフレ傾向があり、給与収入の伸びが期待できないどころか、右肩下がりになることさえあるような状況では、特にその危険性が高いでしょう。

第一、会社の就業規則で副業を禁じている場合もあります。そういう会社で、二足の草鞋がバレたら、クビになる可能性だってあるでしょう。そんな経緯で退職すると、退職金も少なくなるかもなぁ。まさか、懲戒免職で退職金ゼロってこともないでしょうけど。

また、余暇で仕事、ということは、遊びに使える余暇が減る、ということでもあります。

こう考えてくると、二足の草鞋って、いいことばかりでもないんですよ。この第2章では、二足の草鞋を履くにあたって、注意しなければならないことを検討したいと思います。