この「講座」は、@nifty「翻訳フォーラム・アドバンスメント館(FTRAN2)」の第13会議室「翻訳JOB応援会議室」にて連載されているものを、著作者の許可を得てウェブ上に転載したものです。

この「講座」内容に関連する質疑応答は、@nifty「翻訳フォーラム・アドバンスメント館(FTRAN2)」の第13会議室「翻訳JOB応援会議室」にて受け付けております。

講座内容についてのご質問がある方は、どうぞ、上記会議室においでください。

1.2 翻訳分野

二足でどういう分野の翻訳をするのでしょう? 出版系? それとも産業翻訳などとも呼ばれる技術・実務系?

出版系は、すぐに仕事が得られる世界ではないらしいです。また、マーケットの大きさからいっても、技術・実務系の方が入りやすいのも事実です。ですから、今回の連載では、一応、技術・実務系を対象と考えたいと思います。(私自身が技術・実務系で、出版系はよく分からない、ということもあります)。技術・実務系といっても、いろいろな分野があります。どれがいいでしょうか。

一言で言ってしまえば、専門知識を少しでも多く持っている分野がいいですね。翻訳をするためには、翻訳対象言語と目的言語に通じていることに加えて、専門知識が不可欠ですから。日本語で読んでも理解できないような文書を、英語なりなんなりで読んで、理解できるわけがないですもの。

専門分野の選び方については、後でまた、詳しく取り扱うつもりです。

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